研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.42
 

報告書年度:

2013
 

研究種別:

共同研究
 

テーマ名:

バラ積み鋳鉄品の自動ピッキングシステムの開発
 

副 題:


 

担当者:

研究開発センター 小林 豊、五十嵐 晃、中部 昇、坂井 朋之
下越技術支援センター 大野 宏
(株)三条特殊鋳工所 内山 照嘉、中澤 義人、山森 正人
 

抄 録:

鋳鉄品の外観検査工程の自動化システムの完成を目的に,検査工程への鋳鉄品供給機構として,バラ積み鋳鉄品の自動ピッキング(つかみあげる)システムの開発を行った。システムはバラ積みからの取り出し部,鋳鉄品の整列部で構成した。取り出し部は,三軸直交ロボットをベースとして,距離
画像センサにより鋳鉄品を認識させ,電磁石によりピッキングする機構を開発した。整列部は,ロータリーシリンダを用いる機構とした。また,鋳鉄品の外観検査プログラムについては,二次元画像による検査を三次元形状を測定して欠陥を判別するように改良し,検査精度の向上を図った。
 

緒 言:

鋳鉄品は複雑な形状部品を大量に製造できるため,安価な量産部品として製造されている。
しかし,鋳型に不具合が生じたり,鋳造条件が不適切であったりすると鋳鉄品に欠陥が発生してしまう。そのため,現状では目視による外観検査が行われているが,検査員による個人差や疲れによるばらつきが生じるため自動化が望まれている。これらの解決のため,平成21 年度に画像処理による鋳鉄品の外観検査システムの開発を行った。
本研究では,このシステムの性能をさらに向上させるために,バラ積み状態の鋳鉄品(以下
ワークと呼ぶ)から外観検査システムへワークを供給するピッキングシステムと整列部の開発,および検査工程の精度向上を図ったので,報告する。ここで,ワーク1 個をつかんでバラ積みの山から持ち上げることを「ピッキング」と呼ぶことにする。
 

資 料:

4_H24報告書(論文1).pdf(約585.70 Kバイト)