研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.43
 

報告書年度:

2014
 

研究種別:

その他
 

テーマ名:

樹脂の特性に影響を及ぼす化学構造の解析技術の確立
 

副 題:


 

担当者:

永井 直人(下越技術支援センター)
岡田 英樹(下越技術支援センター)
天城 裕子(下越技術支援センター)
幸田 貴司(下越技術支援センター)
大川原 真(下越技術支援センター)
 

抄 録:

樹脂の力学強度や表面特性は究極的には分子構造に由来していると考えられる。しかし,樹脂に対しては,局所的な官能基レベルの構造のほか,コンフォメーションや結晶性・配向性,モルフォロジーといったやや粗視的な構造も大きく影響するといわれている。すなわち,樹脂の階層構造の中でマクロな特性はどの構造と深く関係しているかを把握することが重要である。我々は,これまで工業製品のトラブル解析に利用するという観点から,樹脂の加熱段階での構造変化をデータベース化して利用してきた。
今後は,構造分析によって力学特性や耐久性などマクロな特性を予想できるようなデータベース化の構築を目指しているが,上述のような階層構造をとる樹脂に対しては,本アプローチは非常に挑戦的であり膨大な時間を要するものであると思われる。さらに,一つの評価項目でそれぞれの階層構造を俯瞰することは不可能である。
そこで,データベース化の第1 ステップとして,種々の樹脂の赤外,ラマン,X 線回折やSEM 観察を行い,マクロな特性との相関を検討することとした。本稿では,高密度ポリエチレン( HDPE) および低密度ポリエチレン(LDPE)を評価した結果を示すこととした。また,それぞれの測定においても種々のモードで測定を行っているが,本稿では,一部のデータのみを示す。
 

緒 言:


 

資 料: