研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.28
 

報告書年度:

1999
 

研究種別:

提案公募型技術開発研究
 

テーマ名:

きのこ菌による資源活用型土壌浄化システム
 

副 題:


 

担当者:

宮内 信之助(長岡技術科学大学 生物系)
 下村 雅人(長岡技術大学 生物系)
山内 健(長岡技術大学 生物系)
昆 喜知郎((社)新潟県環境衛生中央研究所)
 

抄 録:

菌床キットを用いると、汚泥中できのこ菌を生存させることが可能で、それによって汚泥中の重金属を吸収させることを見出した。本研究では、その生物活動を組み込んだ汚泥浄化装置の開発し、高濃度の重金属、特にヒ素をきのこ菌に吸収させることを可能にした。さらに、この菌床キットを酸で処理することによって、きのこ菌からヒ素を回収した。
 

緒 言:

環境浄化に対して、微生物の果たす役割はきわめて大きい。この中で最近きのこを含めた高等糸状菌類が注目されている。しかしながら、工業的取り扱いは難しく、実用化にほど遠いのが現状である。ところが、きのこ栽培に菌床の利用が普及し、きのこ菌をいわゆるキットとして利用出来るようになった。本研究では、きのこ菌の重金属の吸収能力に着目し、汚泥中の重金属ここではヒ素を除去するシステムの開発を目的とした。なお、きのこ菌の中で、温度、pH、光などの諸条件に対して、広い範囲の条件で活用できるPleurotus eryngii菌を主として検討した。
 

資 料: