研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.25
 

報告書年度:

1996
 

研究種別:

実用技術研究
 

テーマ名:

金属製品の熱処理技術の高度化
 

副 題:


 

担当者:

斎籐 雄治(県央技術支援センター)
田宮 宏一(加茂センター)
皆川 要(県央技術センター)
横田 優治(〃)
 

抄 録:

 クロムバナジウム工具鋼を鍛造後に種々の熱処理を行ったときの鍛流線と金属組織を調べた。さらに、熱処理後の鍛造品から切り出した引張試験片と衝撃試験片を焼入れ焼戻した後の金属組織と機械的性質を調べた。その結果、鍛造後に拡散焼なまし+焼なましを行うと、鍛流線が消失し、さらに衝撃が強いことがわかった。
 

緒 言:

 三条・燕圏は、金属製品に特化しており、全事業所数の74.4%、製造品出荷額で47.5%を占めている。これらの製品は、鍛造および熱処理を伴うことが多く、作業工具をはじめとする鍛造時に発生する鍛流線に沿って割れるという事例が後を絶たない。そこで本研究は、クロムバナジウム工具鋼を用いて圧延率を変えて鍛造した後に種々の熱処理を行い、金属組織や鍛造時にできた鍛流線がどう変化するかを調べた。また、熱処理後の鍛造品から引張および衝撃試験片を切り出し、これらを焼入れ焼戻した後、熱処理条件と引張強さ、伸び、シャルピー衝撃値、ロックウェル高度の関係を調べたので報告する。
 

資 料: