研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.30
 

報告書年度:

2001
 

研究種別:

信越スーパーテクノゾーン推進研究
 

テーマ名:

高出力YAGレーザを用いた溶接技術の研究
 

副 題:

チタン及びアルミの溶接条件の研究
 

担当者:

平賀 仁((株)レーザー応用工学センター 技術部
 

抄 録:

 Nd:YAGレーザ(以下YAGレーザ)は、優れたビーム品質を維持しながら高出力化が一段と進み、また光ファイバーを利用できるために加工の自由度が大きく、非常に注目されている。
しかし、高出力YAGレーザは、ここ数年で著しく進んだために、CO2レーザを用いた加工技術と比較すると、その特性が十分に理解されておらず、今後の普及のためには、加工技術のデータベース化が急務である。本研究では、YAGレーザ溶接の系統的な技術蓄積のために、昨年度の軟鋼及びステンレス鋼に引き続き、純チタンおよびアルミニウム合金(以下アルミ合金)の、最適加工条件データーベース化を行った。
 

緒 言:

YAGレーザの波長は、1.06μmで、CO2レーザの波長の1/10であり、そのことに関連して、一般に金属材料表面での吸収が高く効率の高い溶接が可能である。また石英製光ファイバーによって伝送できるために、多関節ロボットの使用が容易であり、高速度・高精度というレーザ溶接の特徴を、自由な位置や方向でも実現できる。
 本研究では6kW YAGレーザで純チタンおよびアルミ合金を溶接し、溶接条件(レーザ出力、溶接速度)と溶接状態の関係を調査した。またプラズマの影響などYAGレーザとCO2レーザを比較し、その特徴を明らかにした。
 

資 料:

H12報告YAG.PDF(約184.74 Kバイト)