研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.31
 

報告書年度:

2002
 

研究種別:

共同研究
 

テーマ名:

標準電波受信用アンテナに関する研究
 

副 題:


 

担当者:

田中 興一(研究開発センター)
星野 公明(〃)
丸山 英樹(〃)
井浦 博男(新デンシ梶j
片原 義浩(新デンシ梶j
浜谷 剛(新デンシ梶j
 

抄 録:

標準電波を受信して時刻を自動的に修正する電波時計に用いるアンテナの小型化を目的として開発を行った。アンテナコイルに用いるコアの両端にツバをつける(ドラム型コアと呼ぶ)と,コア材の見掛け透磁率が向上し,ドラム型コアを用いないものと比べると,インダクタンス値及び受信電圧値が大きくなることが分かった。したがって,同じインダクタンス値のアンテナコイルの場合,ドラム型コアを用いることにより,従来のコイルに比べて小型のアンテナを作製することが可能となった。
また,設計の効率化を図るため,電磁界解析ソフトを用いてシミュレーションを行なった。ドラム型コアは,電磁界解析ソフトでもその有効性を確認できた。
 

緒 言:

標準電波(40kHz,60kHz)を受信し,正確な時刻を表示する電波時計は,アンテナが大きいため置き時計型がほとんどであったが,最近腕時計型も製品化されている。しかし,アンテナが大きく厚みがあるため,いっそうの小型化が望まれている。
本研究では,標準電波受信用アンテナの小型化と感度向上を目的とし,電波アンテナ技術に関する研究と製品開発を行う。アンテナの小型化と特性向上を進めることで,腕時計への搭載が拡大されると共に,その他の時間機能を有する家電製品や測定器などへの市場拡大も期待できる。また,長波帯を利用した車載用キーレスエントリのアンテナへも,技術の応用が見込まれる。
 

資 料:

共同2−標準電波受信用アンテナ.PDF(約135.27 Kバイト)