研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.34
 

報告書年度:

2005
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

繊維製造へのIT活用支援研究
 

副 題:

着尺織物ドビー機の電子化支援
 

担当者:

小海 茂美(素材応用技術支援センター)
吉田 正樹(     〃      )
白川 正登(     〃      )
牧野 斉 (     〃      )
本田 崇 (     〃      )
 

抄 録:

ドビー織機の柄出しを電子的に制御する装置を開発した。紋栓データ作成ソフトで柄データを作成し、そのデータに基づきPLC でエアシリンダーを制御する。本装置を使うことで、データの作成時間を大幅に短縮することができ、管理、再利用も容易となる。また、従来の方式ではデータ読み込み部の重量制限により作成できなかった長尺の織物作成が可能となった。
 

緒 言:

県内織物産地が低価格輸入品に対抗するためには、差別化商品の多品種生産と短納期生産の体制を確立しなければならない。そのため、IT(Information Technology)を活用した織物企画設計の迅速化や生産情報の一元管理が必要となる。
本研究では、ドビー織機で生産される織物の柄を電子的に制御する装置を開発した。経糸を開口するにはドビー機の紋栓カードによって多数のナイフをペッグで押し上げ、フックによって連結されているヘルドを、上下動させることによって紋柄を織り出している。研究ではドビー機のウッドカードとペッグ部分を、エアシリンダーによって制御する装置を開発した。紋柄データ作成ソフ
トは、見本織機自動制御システムの開発(2003年度実用研究)で開発したデータ作成ソフトを着尺織物用ドビー織機に対応できるように改良した。
本装置で織物製造を行うことにより、データの作成時間を大幅に短縮することができるようになっただけでなく、従来の方式ではウッドカード部の重量制限により作成できなかった長尺柄織物の作成が可能となった。
 

資 料:

繊維製造へのIT活用支援研究.pdf(約283.89 Kバイト)