研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.27
 

報告書年度:

1998
 

研究種別:

3県公設試験研究機関共同研究
 

テーマ名:

高次伸縮糸の開発とニット製品への応用
 

副 題:

多層構造伸縮糸の開発
 

担当者:

荒木 弘(研究開発センター)
矢内 悦郎(〃)
明歩谷 英樹(素材応用技術支援センター)
 

抄 録:

 芯繊維、鞘繊維、巻き付き繊維の三層構造を持ち伸縮機能を保有した新規複合糸を開発した。この多層構造伸縮糸と従来の多層構造糸とを比較したところ、伸縮性が5倍以上向上し、その風合いも従来のものとは異なり新規制のある物となった。
 

緒 言:

 近年、弾性糸を用いない多層構造の糸に関しては多くの論文、特許などに報告されているが、風合いが堅いことや、伸縮性が弱いなどの問題がありこれらを改善する方法が期待されている。そこで我々は、この多層構造を持った糸に伸縮性を付与するため、仮撚り加工を施し伸縮糸としたものを多層構造伸縮糸として開発を試みた。この糸は、内部のコアフィラメントへの仮撚り加工によって高い復元力を持ち、外層が綿やウールなどの天然繊維による吸湿、吸汗性能及びその風合いを持つとともに、伸縮性と外層繊維の巻き付き状態による相乗効果としての新規風合いの創出も考えられる。
 

資 料: