研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.32
 

報告書年度:

2003
 

研究種別:

戦略技術開発研究
 

テーマ名:

マグネシウム合金による複雑形状部品の鍛造・プレス加工技術の確立と用途開発
 

副 題:


 

担当者:

高野 格(研究開発センター)
山崎 栄一(〃)
田辺 寛(〃)
須貝 裕之(〃)
平石 誠(〃)
折笠 仁志(〃)
 

抄 録:

 マグネシウム合金の鍛造・プレス加工技術の高度化および製品化技術を確立するため、(1)各種潤滑剤と金型表面コーティングの組み合わせによる絞り成形性の向上、(2)マグネシウム合金用研磨実験装置と装飾研磨技術の開発、(3)金属光沢を活かした染色可能な陽極酸化処理技術の開発、等を行った。各々について、マグネシウム合金加工技術をさらに高める結果を得たが、とくに(3)では新しい表面処理技術を開発することができた。また、本研究を通じて県央地域地場産業アクションプランの技術的な支援を行い数種の製品試作に至ったので、併せて紹介する。
 

緒 言:

 マグネシウム合金は、実用金属中で最も軽く、比強度、振動減衰性、電磁波遮蔽性等に優れた特性を持ち、PCや携帯電話等の情報機器、携帯家電製品、自動車など各種産業分野に応用範囲が拡大している。しかし、マグネシウム合金の成形はダイカストやチクソモールディングが中心であり、県内の金属加工業が得意とする鍛造・プレス加工等の塑性加工による製品はほとんど無く、さらにはその基礎的データもいまだ不十分な状態である。
 そこで、既存のマグネシウム合金の鍛造・プレス加工を中心とした塑性加工技術を高度化し、製品化技術を確立するため、(1)各種潤滑剤と金型表面コーティングの組み合わせによる絞り成形性の向上、(2)マグネシウム合金用研磨実験装置と装飾研磨技術の開発、(3)金属光沢を活かした染色可能な陽極酸化処理技術の開発、などの研究を行ったので報告する。また、これらの研究を通じて県内企業へのマグネシウム合金塑性加工技術の普及と用途開発を行い、県央地域地場産業アクションプランの推進を支援し、数種の製品試作に至ったので併せて紹介する。
 

資 料:

戦略3−マグネシウム合金.pdf(約255.70 Kバイト)