研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.34
 

報告書年度:

2005
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

繊維産地アクションプラン支援研究
 

副 題:

チーズ染色機を使用した絣調染色
 

担当者:

五十嵐 宏(素材応用技術支援センター)
吉田 正樹(     〃      )
白川 正登(     〃      )
明歩谷 英樹(    〃      )
森田 渉 (     〃      )
本田 崇 (     〃      )
皆川 森夫(     〃      )
 

抄 録:

チーズ染色機を使用した新規的な染色手法として、チーズ形状の糸を部分的に染め分ける絣調染色を試みた。その結果、チーズ染色機を使用して、チーズ形状の糸の一部分だけを染めて、絣調に染色できることを確認した。部分的に染め分けるにあたって、準備工程のチーズソフト巻き時のテンション、糸の層厚、およびチーズ染色機の循環流量が染色形態に大きく影響を及ぼすことがわかった。
 

緒 言:

チーズ染色機は、円錐台状に巻いた糸をそのまま染色する機械で、先染織物・ニット製品に使用する糸の染色に広く利用されている。しかし、差別化した商品が求められるなかで、チーズ染色機を使用して、単色に染めるだけでは充分な付加価値が望めなくなってきており、チーズ染色機を使用した新規的な染色手法の開発が期待されている。
一方、織物に用いる糸には、経緯に用いる糸を部分的に防染して白く染め残したり、他の色を部分的に染め加えたりして、意識的に染め分けた絣糸というものがある。しかし、この技法は綛糸を対象にしたものであり、生産性は必ずしも高くない。チーズ染色機を使用して、綛糸で染色したものと同じように絣調に染色できれば、生産性を上げ、コストを低下させることができる。本研究では、チーズ染色機を使用して、糸を絣調に染色する手法について検討した。
 

資 料:

繊維産地アクションプラン支援研究.pdf(約590.74 Kバイト)