研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.36
 

報告書年度:

2007
 

研究種別:

先導的戦略研究調査
 

テーマ名:

ナノ材料と成形プロセスに関する調査研究
 

副 題:


 

担当者:

山田 昭博(研究開発センター)
佐藤 健 (   〃    )
永井 直人(下越技術支援センター)
笠原 勝次(   〃      )
林 成実 (   〃      )
佐藤 亨 (素材応用技術支援センター)
岡田 英樹(   〃 )
 

抄 録:

 
 

緒 言:

 ナノテクノロジーは,材料,情報通信,環境,エネルギー,機械,生命科学など,広い範囲に渡る融合的で総合的な科学技術分野である。10億分の1メートルの単位で原子・分子を操作・制御することにより今まで実現できなかった全く新しい機能を発現させ,科学技術の新しい領域を切り開くものとして期待されている。
 このような新しい機能の発現は,原子・分子の操作・制御のみならず,これらを観察できる分析・評価装置があってはじめて応用できるものである。ナノサイズの物質を観察できるものとしては透過電子顕微鏡(TEM),走査電子顕微鏡(SEM)および走査プローブ顕微鏡などがある。これらを用いたナノ計測は,創製した材料の評価技術として定着しており,産業界にも広く普及している。このようなナノレベルの対象物をきちんと評価できるための分析機器の発明や改良という下地があってこそナノテクノロジーが発展したとも言える。
 工技総研ではこれまでの研究において,MEMSプロセスに関する研究,超精密加工に関する研究,ナノ粒子に関する研究,ナノ表面・界面に関する研究など,ナノ領域の技術を利用した分野に関する研究を進めてきた。しかしながら,ナノ領域での材料設計や加工性は,加工精度,サイズはもとより,ナノであるが故の凝集性の発現,分析自体の困難さのため,従来技術での対応ができないために企業での技術導入や技術開発が本格的に進んでいないのが現状である。特に県内産業においては,大きな流れであるナノテクノロジーの導入による高付加価値製品への対応が遅れており,将来的な競争力低下が懸念される。
 そこで,産業の活性化と新規産業の創出および,高付加価値製品開発による県内企業の競争力向上を目的に,県内産業とリンクすべきナノ材料製造・加工技術およびニーズ調査を行い,上記技術開発に要求される分析技術についても調査研究を行った。
 

資 料:

ナノ材料と成形プロセスに関する調査研究.pdf(約131.85 Kバイト)