研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.33
 

報告書年度:

2004
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

IT活用織物企画設計支援システムの開発(第4報)
 

副 題:

織物企画表作成支援システムの開発
 

担当者:

牧野 斉(素材応用技術支援センター)
小海 茂美(〃)
 

抄 録:

織物の企画設計をコンピュータで行う織物企画表作成支援システムを開発した。従来手作業で行っていた作業が、本システムを導入することで設計作業に不慣れな作業者でも容易になり、製品開発に要する時間を短縮することができた。また、本研究開発により織物生産現場におけるIT化の段階的な推進を図ることが可能となった。
 

緒 言:

県内織物産地が低価格輸入品に対抗するためには、差別化商品の多品種生産と短納期生産の体制を確立しなければならない。そのため、IT(Information Technology)を活用した織物企画設計の迅速化や生産情報の一元管理が必要となる。
本研究では、織物企画データに基づき糸量計算書、整経指図書、引き通し指図書、整織指図書、染色指図書等を出力するソフトシステムを開発した。織物設計は設計基本入力表を作成し、これに品名や数値などの必要項目を入力することからはじめられる。従来、この設計作業は熟練した作業者が紙と鉛筆を使い手作業で行っており、間違い箇所の発見修正がしにくい、他者が作成した企画設計表はわかりにくい、紙に書かれたデータは管理保存に不便であるなどの問題があった。また、作成した基本入力表から実際の製品生産に必要となる糸の本数(糸量)を計算する際も、その計算の不正確さや曖昧さに起因する織物生産段階での糸の過不足が生じるなどの問題があった。そこで、基本入力表から目的の各表や指図書を一括作成・管理するシステムをパソコン上で行う織物企画表作成支援システムを開発した。
 

資 料:

実用10−IT活用織物(第4報).pdf(約230.43 Kバイト)