研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.25
 

報告書年度:

1996
 

研究種別:

実用技術研究
 

テーマ名:

地中埋設管等埋設物の検査技術
 

副 題:


 

担当者:

大野 宏(中央技術支援センター)
五十嵐 宏(〃)
 

抄 録:

 地上から電磁波を放射しその反射波から地中埋設物の位置を測定する方法は、地中埋設物の位置測定に利用されている。しかし、埋設管の小さな亀裂までは測定できない。
 本研究では、電磁波を使って地中埋設物の位置を測定する実験を行い、亀裂から地中に漏れる水を測定することにより、埋設管の亀裂の位置を測定する方法について検討した。
 

緒 言:

 社会資本の整備による下水道の普及、ケーブルの地中化、また水道管やガス管など種々の施設が地下に埋設されている。そのため、地震や地盤沈下による埋設管の亀裂や破損および経年劣化しているかどうかの検査や、道路工事で既設の埋設管を破損しないための位置の把握等のニーズは、年々高まっている。しかし、地下に埋設されているため検査や位置の把握が大変である。
 下水道管の亀裂を検査する方法として、CCDカメラを搭載したロボットを地上から操作して管内走行させ、その画像から判断する方法がある。この方法は、管内にロボットを設置する作業が大変で、また、下水道管の中は汚水や汚物で安定走行させるのが難しく、管の太さが変わるとロボットが停止するなどの問題がある。埋設管に生じる小さな亀裂を測定することはできない。
 そこで、電磁波を使って地中埋設物の位置を測定する実験を行った。また、地中の水分でも電磁波は反射することに着目し、下水道管の亀裂から漏れ出た水を測定することで、亀裂の有無および位置を測定する方法について検討を行った。
 

資 料: