研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.24
 

報告書年度:

1995
 

研究種別:

戦略技術開発研究
 

テーマ名:

ロボットによる基板リード切断の自動化研究
 

副 題:


 

担当者:

長谷川 直樹(機械・電子研究室 電子科)
星野 公明(〃)
真柄 賢太朗(〃)
稲村 正(〃)
名川 久美子(〃)
 

抄 録:

 プリント基板のリード線切断の自動化装置を開発した。リード線位置認識は、プリント基板を回転させ、CCDカメラでリード線の投影像を取り込み、それを再構成することにより実現した。切断には4軸ロボットを用いた。エアニッパの保持部に柔軟性を持たせることにより、切断時のはんだ部分への負荷軽減を図った。認識性能を確認するため、計算機シミュレーションおよび認識実験を行い、それを基に認識・切断機能を一体化した試作装置を製作した。
 

緒 言:

 プリント基板組立の中で、チップマウンタやインサータ等の自動機で実装できない大型部品や異形部品は、後付け工程で手作業により実装される。この工程の中で、部品を挿入しはんだ付けした後に、そのリード線を切断する作業がある。
 リード線が細い場合は、リードカッタと呼ばれる円盤状の鋸で一斉に切断する方法が用いられているが、リード線が太い場合は、はんだ部分に力がかかり基板の信頼性を損ねる危険性があるため、エアニッパ等を使い手作業で切断している場合が多いのが現状である。この作業は単調作業なうえ、腱蛸炎等の労働災害の問題もあり、自動化が望まれている。
 また、リード線カッティングロボット等の報告もあるが、リード線位置の教示に手間が掛かり、多種少量生産に不向きである。
 そこで、はんだ付け後のプリント基板を対象に、リード線位置を自動的に認識し、基板の信頼性を損ねることなくリード線を切断する装置を開発することを目的として研究を行った。
 

資 料: