研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.27
 

報告書年度:

1998
 

研究種別:

実用技術研究
 

テーマ名:

超高速切削加工による加工技術の高度化
 

副 題:

チタンの超高速加工
 

担当者:

丸山 英樹(下越技術支援センター)
田村 信(〃)
 

抄 録:

 空気静圧主軸を搭載したNCフライス盤により、ボールエンドミルを用いて純チタン材の基礎的な側面切削実験を行い、主軸回転数、送り速度を変えて切削面の表面粗さを測定した。その結果、実験を行ったほとんどの領域で目標としていた表面粗さ5μmRy以下の良好な切削面を得られた。
 

緒 言:

 チタン材料は軽くて強度があり、耐食・耐熱性に優れているため、航空機などの分野に使用されてきたが、近年では商品の差別化を図るため、身近な日用品にまでその用途が広がってきている。その一方でチタンは引張強度が大きい、化学的に活性で熱伝導率が小さい等の特徴からチッピング、工具摩耗といったトラブルが発生しやすい材料とされている。
 本研究ではチタン材を超高速回転、高送りで加工する際の条件について検討した。試験はボールエンドミルを用いて困難とされる垂直面の切削を行い、切削後の研磨工程を省力化するために表面粗さ5μmRy以下の切削面を目標とした。また超高速回転、高送り条件下での寿命試験も行った。
 

資 料: