研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.36
 

報告書年度:

2007
 

研究種別:

先導的戦略研究調査
 

テーマ名:

耐熱金型の高度化に関する調査研究
 

副 題:


 

担当者:

田辺 寛 (県央技術支援センター加茂センター)
石川 淳 (研究開発センター)
須藤 貴裕(研究開発センター)
樋口 智 (研究開発センターレーザーナノテク研究室)
中川 昌幸(下越技術支援センター)
紫竹 耕司(企画管理室)
 

抄 録:

 
 

緒 言:

 金型は,自動車や家電などの製品を量産する上で必ず必要となる道具(ツール)であり,その品質が製品の品質を決定づけるため,「マザーツール」とも呼ばれている。新潟県の金型製造業は農業と並ぶ基幹産業の一つであり,平成15年度の工業統計(経済産業省)によれば,製造品出荷額で国内11位の位置にある。これは関東圏,名古屋圏,大阪圏を中心とした太平洋側の金型集積地と距離的に大きく離れた日本海側にあっては,最大の規模となっている1)。
 一方,半凝固状態の材料を金型を用いて成形することによって,従来の鋳造組織であるデンドライト組織より微細な粒状組織を得ることができる半溶融・半凝固加工が注目されている。半溶融・半凝固加工では,組織の微細化,粒状化により,鋳造組織よりも強度・伸びで,特に良好な特性が得られるため,製品の薄肉化が可能で,軽量化に対してメリットがある。反面,成形前の半凝固スラリーを一旦生成してから成形しなければならないこと,また,スラリーの固相率を一定の状態に保つことが難しいことなど,製品化,低コスト化,量産技術で解決すべき問題点も多い2)。
 本調査研究では,半溶融・半凝固加工のような高温領域での加工で使用される金型の高度化を目標とし,対象となる成形をガラス材料のプレス成形に絞って,ガラス材のプレス金型材料として注目されるガラス状カーボンの切削性について検討するとともに,日本のガラス産業の現状や県内企業の動向について調査研究を実施した。
 

資 料:

耐熱金型の高度化に関する調査研究.pdf(約106.71 Kバイト)