研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.34
 

報告書年度:

2005
 

研究種別:

戦略技術開発研究
 

テーマ名:

マグネシウム合金による複雑形状部品の鍛造・プレス加工技術の確立と用途開発(第3報)
 

副 題:


 

担当者:

渡邉 健次郎(研究開発センター)
杉井 伸吾(    〃    )
田辺 寛 (    〃    )
折笠 仁志(    〃    )
片山 聡 (    〃    )
小林 泰則(    〃    )
 

抄 録:

マグネシウム合金の鍛造・プレス加工における製品化技術を確立するため(1)再絞り加工技術の開発、(2)マグネシウム合金板のスプリングバック性の評価、(3)金型加熱時の温度分布、解析(4)大型プレス部品の形状精度評価、(5)表面研磨を行ったサンプルの陽極酸化処理技術の開発を行った。各々の研究課題について、マグネシウム合金の加工技術をさらに高める結果を
得た。とくに(1)ではマグネシウム合金に適用可能な再絞り率を明らかにし(2)ではマグネシウム合金板を温間加工した際のスプリングバック性を把握した。また(3)では金型をヒータで加熱した際の温度分布シミュレーションを行ったのでここに報告する。
 

緒 言:

マグネシウム合金は、比重が約と実用金1.8、、属中では最も軽く比強度や振動減衰性に優れリサイクルの際に使用するエネルギーが少ない等、他の材料にはない特性を有している。現在マグネシウム合金は、パソコンや携帯電話等の情報機器、携帯家電製品、自動車部品に使用されている。成形方法の主流はダイカストやチクソモールディングであるが、当研究所では平成年度よりマグネシウム合金の展伸材を使っ1112 た鍛造・プレス加工の研究に着手し、平成年度からは表面処理の技術開発も行って、その研究成果を県内企業へ普及すべく積極的に技術移転を行っている。また、平成年度からは14県央地域地場産業振興アクションプランが始まり、技術的支援を行っているが、マグネシウム合金を製品化する上での塑性加工に関するデータは不足しており、複雑化する製品に対応していくためには、様々な加工に対するデータベースが必要と考えるそこで本年度は(1)再絞り加工技術の開発、(2)マグネシウム合金板のスプリングバック性の評価、(3)金型加熱時の温度分布解析、(4)大型プレス部品の形状精度評価、(5)表面研磨を行ったサンプルの陽極酸化処理技術の開発等の研究を行ったので報告する。
 

資 料:

Mg合金による複雑形状部品の鍛造・プレス加工技術の確立と用途開発(第3報).pdf(約4,806.41 Kバイト)