研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.39
 

報告書年度:

2010
 

研究種別:

ものづくり技術連携
 

テーマ名:

感性工学研究会報告
 

副 題:


 

担当者:

(下越技術支援センター)阿部 淑人、畔上 正美、本多 章作
(研究開発センター)五十嵐 晃、今泉 祥子
(県央技術支援センター)中部 昇
(素材応用技術支援センター)橋詰 史則
 

抄 録:

機能性による差別化が困難となってきた現在では感性品質やデザイン性の向上が製品付加価値向上につながるひとつの突破口であると考えられ,製造業者にとっては優れたデザインを如何に製品として作り上げるかが課題である。優れたデザインを的確に製品として表現できる企業が他社に対して優位性を持てると考えている。
本研究会では,感性品質に関して現在の県内製造業での課題や取り組みを探った。
また,技術啓蒙活動として測色測光およびカラーデザイン等に関する3回の技術講演会を実施し,のべ94名が参加した。
担当者による各種展示会や技術講習会に参加しての技術動向調査の結果,全般として色彩等の心理物理量に関して品質管理で苦慮する例が多くみられるが,塗料・染料・印刷・繊維など一部の業界では色彩管理技術が一定のレベルまで確立して運用されているので他業界への応用展開の可能性がある。一方,光沢や質感等についてはまだそれと比して管理体制が確立しているとは言い難い。色彩管理や外観検査・目視検査の技術動向を調査した概要をまとめると,色彩管理については十分確立された手法があり,その技術啓蒙が可能と思われ,外観検査技術についても確立された手法の技術啓蒙を次年度行うことが有用と思われる。
県内製造業を対象に行った調査の結果,多くの場合において,現状では開発工程において ユーザー企業やデザイナーの感性品質要求をどう製品に実現するかについての知見や手段が十分でないことが課題であり,また製造工程においての感性品質の管理・検査の体制や技術が十分でないことが課題であることが分かった。
またその解決を支援するためには現状当所が十分な体制ではなく,今後の研究会の取り組みとしては,技術啓蒙と併せて上記の課題解決に向けた具体的構想を立案することが必要である。
以降の章では,動向調査の結果と関連技術の俯瞰について述べた後,全体をまとめる。
 

緒 言:


 

資 料:

28H21感性工学研究会.pdf(約307.49 Kバイト)