研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.33
 

報告書年度:

2004
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

マグネシウムとアルミニウムの異種材拡散接合
 

副 題:


 

担当者:

平石 誠(下越技術支援センター)
石川 淳(〃)
田宮 宏一(〃)
 

抄 録:

アルミニウム(A1020)とマグネシウム合金(AZ31B)の拡散接合において、各種中間材が接合強さや接合部の組織に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、接合部の化学組成と接合強さの関係について調べた。中間材にはAg、Zn、InおよびSnを用いた。
共晶温度付近の接合温度において接合できたのはAgとZnを用いた場合のみであった。Znを用いた場合には接合界面で共晶反応が生ずる温度で高い接合強さが得られ、中間材を用いなかった場合に対して2.5倍であった。中間材を用いなかった場合、破断部近傍は初晶Mgと金属間化合物Mg17Al12の擬共晶組成であった。Zn中間材を用いることによりMg17Al12の生成が抑制され、接合強さが向上することが示された。
 

緒 言:

マグネシウム合金は、チクソモールディングやプレス加工1)などの成形技術の進歩や表面処理技術の開発1)に伴って、製品への適用範囲を広げている軽金属材料である。一方で、同じ軽金属としてマグネシウムともしばしば比較される材料にアルミニウムがある。アルミニウムおよびその合金は、材種が豊富であり、表面処理技術や加工技術において多くの実績があること、高い熱伝導率あるいは電気伝導率を活かした機能材料として用いられることなど、依然、工業材料として利用価値の高い材料である。マグネシウム合金とアルミニウムあるいはその合金を組み合わせることにより、より高機能、高能率の製品を構成できると考えられる。本研究では、これらの材料を拡散接合するにあたり、各種中間材が接合強さや接合部の組織に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。
 

資 料:

実用2−Mg異種接合.pdf(約124.67 Kバイト)