研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.28
 

報告書年度:

1999
 

研究種別:

戦略技術開発研究
 

テーマ名:

まいご老人保護システムの開発(第4報)
 

副 題:

まいご老人移動局の小型化とディファレンシャルGPSの固定局への組み込み
 

担当者:

五十嵐 晃(研究開発センター)
大野 宏(研究開発センター)
野中 敏(研究開発センター)
真柄 賢太郎(研究開発センター)
 

抄 録:

痴呆症を持った徘徊老人の位置を探索するシステムである「まいご老人保護システム」のうち、老人に装着する移動局の小型化、省電力化を行った。その結果、体積141cc、重量150g、稼働時間20.5時間となり、ほぼ実用に耐えうる装置となった。また、実際に老人に装着することを想定した実験を行い、装着に際しての留意点を見出した。一方、GPS測位精度を向上させるディファレンシャルGPSの機能を固定局へ組み込んだため、その結果についても報告する。最後に、本システム製品化に際しての課題を示す。
 

緒 言:

平成8年度から3カ年の計画で「まいご老人保護システム」の開発を行ってきた。本システムは痴呆症により徘徊癖のある老人を対象としているために、老人に装着する「まいご老人移動局」(以下移動局)は、小型化および省電力化が要求されている。そのため今年度は移動局を実用に耐えうるまでの大きさ、重さにすることを目標にした。また捜索対象が人間という理由から、高い測位精度が求められる。そこでディファレンシャルGPS技術を固定局へ組み込んで精度の高い測位結果を得ることを目指し、最終的に製品化に移行可能なシステムの構築を目標とした。
 

資 料: