研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.27
 

報告書年度:

1998
 

研究種別:

戦略技術特別研究
 

テーマ名:

三次元超高速加工技術の研究
 

副 題:


 

担当者:

丸山 英彰(研究開発センター)
嶽岡 悦雄(〃)
宮口 孝司(〃)
 

抄 録:

 本研究はN−MACH加工技術の更なる高速化と3次元複雑状加工を可能にするため、平成8,9年度戦略特別研究として行ってきたものである。研究は大きく分けて2つの開発要素から成る。第1部では三次元超高速加工技術を実現するための空間6自由度の機構であるパラレルメカニズムの開発について、その運動機構、制御等について述べ、完成した三次元超高速加工機の動特性を含めた切削加工特性、課題について検討する。第2部では従来の3軸加工によるN−MACH加工能率の更なる向上のために最適な工具経路や切削条件を検討した。切り込み深さの割合を変化させた時の切削エネルギーと寿命の関係やスピンドル消費電力による切削状況のモニター等について報告する。
 

緒 言:

 県内の金型、金属加工業の高度化を図るため、平成5〜7年度戦略技術開発研究「超高速加工技術の研究」を行ってきたが、従来の加工法とは桁違いの加工能率を上げる加工法を開発し、知事によりN−MACH加工技術と名付けられるに至った。この加工の特徴は半径1oという小径のボールエンドミルと最高回転数50,000rpmの超高速回転が可能な空気静圧主軸を用いて、焼き入れ鋼を直接加工し、工程の減少、加工変質層の減少、精度の向上を実現したもので製品種によって10倍以上も能率が向上する。本研究ではこれまでの研究の成果を受け、より一層の加工能率の向上と複雑形状にN−MACH加工法を適用するためパラレルメカニズムを利用した工作機械を開発した。また、従来の工作機械を用いたN−MACH加工の適用範囲を拡大すべく最適切削加工条件の検討を行った。
 

資 料: