研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.39
 

報告書年度:

2010
 

研究種別:

政策型受託研究
 

テーマ名:

重粉砕機異物混入時の回転歯のCAEによる衝突解析
 

副 題:


 

担当者:

(中越技術支援センター)須貝 裕之、片山 聡
 

抄 録:

廃棄物の粉砕を行う重粉砕機が,硬い異物をかみこんで急停止した際に装置各部に生じる影響や,これを軽減する過負荷保護装置の効果についてコンピューターシミュレーションにより調べた。解析の結果,急停止時に回転刃を支えるシャフトのキーまわりに非常に大きな負荷が作用すること,またその主な要因は回転刃自体の回転エネルギーによるものであることがわかった。加えて過負荷保護装置は粉砕機の損傷低減に効果があることがわかった。
 

緒 言:

重粉砕機は廃棄物の見かけの体積を減少させて搬送や廃棄の効率化を図る装置として様々な分野へ適用が広がっている。一方,廃棄物に混入した想定外の硬い異物により粉砕刃が破損したり,粉砕機構の急停止により装置自体が破損するといった不安要素を抱えていた。重粉砕機には異物の噛み混みによる急停止時に装置にかかる負荷を低減させるため過負荷保護装置が備え付けられている。しかし実際に装置が急停止することは稀であるため,急停止時に各部に発生する応力に関する検討や過負荷保護装置自体の最適化はあまりなされていない。
本研究では,ウエノテックス(株)の重粉砕機が異物の噛みこみにより急停止する際に各部に生じる変形・応力状態をコンピューターシミュレーションにより計算し,それが装置各部に与える影響や過負荷保護装置の効果について調べた。
 

資 料:

09H21重粉砕機のCAEによる衝突解析.pdf(約733.93 Kバイト)