研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.27
 

報告書年度:

1998
 

研究種別:

戦略技術開発研究
 

テーマ名:

高精度工作機械の研究
 

副 題:

高精度NC円筒研削盤の開発
 

担当者:

丸山 英彰(研究開発センター)
上田 詔一(〃)
長谷川 雅人(〃)
斉藤 博(〃)
 

抄 録:

 油静圧案内、両持ち静圧砥石軸受構造の高精度NC円筒研削盤を開発した。主要機械部品の加工精度を測定後、それらを組み合わせた機械要素(案内、砥石軸受等)の運動精度を測定評価した。そして各機械要素を組立調整後、NC装置を取り付け検索加工試験を行った。その結果、工作物移動案内の真直運動精度は0.1〜0.2μm/250mm、円筒状部品を研削した場合の真直加工精度は0.18μm/190mmであり、世界トップレベルの機械運動精度及び加工精度であることを確認した。
 

緒 言:

 現在、高精度機械・電子部品の最終円筒状研削仕上げ加工は、外国製高精度円筒研削盤に依存している場合が多い。その理由は高精度加工が安定して実現できることによる。本研究開発の目的は、精度の関して世界のトップランクに位置付けできる高精度NC円筒研削盤を完成し、関連する工作機械開発技術を県下関連企業に移転することである。本開発ではまず円筒研削盤を構成する各機械要素を開発した。新規に開発した機械要素には、温度調整対応ベッド、油静圧案内、両持ち油及び空気静圧砥石軸受、砥石台回転機構等があるが、ここでは精度の要である油静圧案内、両持ち静圧砥石軸受の開発を中心に報告する。また高精度NC円筒研削盤の全体構成、研削加工結果について概要を報告する。
 

資 料: