研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.36
 

報告書年度:

2007
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

鏡面光沢度の測定方法に関する研究
 

副 題:


 

担当者:

今泉 祥子(下越技術支援センター)
須田 孝義(    〃     )
牧野 斉 (    〃     )
 

抄 録:

 分光光度計を用いて鏡面光沢度を相対的に測定する方法を検討する。本研究では,分光光度計を用いて日本工業規格(JIS)に規定された角度における鏡面反射率を測定し,その測定値を鏡面光沢度に変換する。さらに,光沢度計で測定した値と比較し相関を評価する。
 

緒 言:

 一般に,物体に光が入射すると,光は物体表面で反射,透過および吸収される。反射には,鏡面反射と拡散反射の二種類がある。前者は,光が物体表面に入射する角度と反射する角度が等しい反射であり,後者はそれ以外の反射である。両者の比率は物体表面の粗さに関係する。ガラスや金属表面のように平らな面においては鏡面反射率が高く,紙や塗膜のように粗い面においては拡散反射率が高くなる。したがって,鏡面反射率が高いほど,その物体は光沢があると認識される。
 日本工業規格(JIS)には,鉱工業製品の平滑な表面における鏡面光沢度の測定方法が定められており,試料表面の鏡面反射率と,基準となるガラス表面の鏡面反射率との比によって求められる。
 JISに規定されている鏡面光沢度の測定方法では,光沢の度合いによって,入射角が5つに区分されている。しかしながら,下越技術支援センターが所有する光沢度計PG-1M(日本電色工業叶サ)では,3つの入射角でしか測定することができない。そこで,本研究では,分光光度計MCPD-100(大塚電子叶サ)を用いて,5つの入射角に対応した鏡面光沢度の測定方法を検討した。具体的には,分光光度計により分光鏡面反射率を測定し,その測定値から鏡面光沢度を算出する。なお,測定値は,鏡面光沢度の絶対値ではなく相対値である。
 

資 料:

鏡面光沢度の測定方法に関する研究.pdf(約115.90 Kバイト)