研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.43
 

報告書年度:

2014
 

研究種別:

共同研究
 

テーマ名:

CFRP 用高性能ドリルの開発
 

副 題:


 

担当者:

須藤 貴裕(研究開発センター)
相田 収平(研究開発センター)
渡邉 英人(ユニオンツール株式会社)
 

抄 録:

CFRP用の高性能なドリルを開発することを目的とし,ドリルに施すコーティングや形状の検討・試作および試作したドリルを用いて加工試験を実施した。その結果,コーティングの違いにより工具の摩耗状態に大きな差異があることがわかった。また,ドリルの先端角を段階的に変化させ,ドリル外周面付近の先端角を小さくすることで被削材の剥離を抑制できることを明らかにした。加えて,市販の他社製ドリルと比較し,同等以上の性能を有することを確認した。
 

緒 言:

ボーイング787などに代表される最新型の航空機では,炭素繊維複合材(CFRP)などの複合材の使用割合が増加している。ボーイング787においては,主翼のほか,胴体など大半の
部分がCFRPなどの複合材となっており,機体重量の約50%を占める。CFRPの使用割合の増加に伴い,CFRPを切削加工する量も増加している。CFRPの切削加工はおもにドリル加工とトリミング加工であるが,どちらの加工においても被削材の剥離(デラミネーション)や工具の著しい摩耗が課題であり,それらを解決する工具の開発が求められている。
本研究では,工具摩耗や被削材のデラミネーションを抑制した高性能なCFRP用ドリルを開発することを目的とし,ドリルに施すコーティングや形状の検討および試作したドリルを用いて加工試験を実施した。加えて市販の他社製ドリルとの性能比較も行った。
 

資 料:

2_H25報告書(論文2)(CFRPドリル).pdf2_H25報告書(論文2)(CFRPドリル).pdf(約508.92 Kバイト)