研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.37
 

報告書年度:

2008
 

研究種別:

政策型受託研究
 

テーマ名:

フェライト系ステンレス鋼の温間絞り加工技術
 

副 題:

誘導加熱用鍋釜の軽量化に関する要素技術開発研究
 

担当者:

山崎 栄一(研究開発センター)
杉井 伸吾(   〃    )
田村 信 (   〃    )
白川 正登(   〃    )
 

抄 録:

耐食性に富む高Crフェライト系ステンレス鋼のプレス加工技術開発に取り組み,素材の機械的性質の温度依存性を調べるとともに温間絞り加工の適応を試み,成形性が向上することを示した。加えて,摩擦試験により温間絞り加工に適した金型材料や潤滑剤を調べた結果,金型材料に関係なくプレコートタイプの潤滑剤がPTFEシートと同程度の良好な摩擦係数を示した。
 

緒 言:

 IH調理機器用素材として電磁誘導性に優れているフェライト系ステンレス鋼は,若干耐食性が劣るため多くの場合,クラッド鋼として利用されている。一方,最近では各鉄鋼メーカともオーステナイト系ステンレス鋼に匹敵する耐食性を有する高Crフェライト系ステンレス鋼を開発1)しており,一気に課題が解決される可能性が出てきた。
 時期同じくして,ニッケル高騰によりオーステナイト系ステンレス鋼代替材としてフェライト系ステンレス鋼への期待が高まっている中,市場性,流通性のある高Crフェライト系ステンレス鋼(16Cr-Ti,19Cr,19Cr-2Mo,21Cr)について,温間絞り加工を中心にプレス加工技術の開発を行い,成形性向上とともに摩擦係数という観点から良好な金型材料,潤滑剤について調べたので報告する。
 

資 料:

フェライト系ステンレス鋼の温間絞り加工技術.pdf(約519.39 Kバイト)