研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.38
 

報告書年度:

2009
 

研究種別:

小規模研究
 

テーマ名:

布の繋ぎ目検出および測長に関する研究
 

副 題:


 

担当者:

松本 好勝(素材応用技術支援センター)
 

抄 録:

反物の長さの測定については、繋ぎ目を目視で確認しながら測長しているのが現状である。繋ぎ目を自動で高精度に検知し、その繋ぎ目間の長さを自動計測表示するためのシステム開発を行った。
 

緒 言:

近年染色整理業の生産現場において,品質管理面およびコスト面から一反ごとの長さを工程中でリアルタイムに測長・管理することへの要求が強まってきている。
測長・管理の対象となる工程の代表的なものとして図1のような染色仕上げ加工の工程がある。矢印のついた線は布(ワーク)とその流れる方向を示している。途中についている×印が検出対象となる繋ぎ目を表している。これは実際には図2の白い糸部分のような形で布の端と端を繋いでいる。現在は図1のドラム(反送りローラー)部分のような生産設備の一部分に手動測長カウンタを設け,繋ぎ目を目視で確認しながら,測長を行っている例が多く見られる。しかしながらこの方法は,作業者にとって手間であり,限られたデータしか取れないことと,さらに目視手動操作による測長誤差の影響も懸念される。また,設備によってはそのような測長動作を自動的に行う自動測長システムが取り付けられている場合もあるが,大型で設置箇所を選ぶといったことから,現在設置されている手動測長カウンタと同じ位置に取り付けて使うといったことができなかった。これらのことから,反送りローラー部分のような生産設備の一部分に直接取り付けることによって設置を容易なものにしながらも,繋ぎ目を自動で高精度に検知し,その繋ぎ目間の長さをリアルタイムで自動計測表示するためのシステムの開発を行ったので報告する。
 

資 料:

布の繋ぎ目検出および測長に関する研究.pdf(約219.15 Kバイト)