研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.32
 

報告書年度:

2003
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

IT活用織物企画設計支援システムの開発(第2報)
 

副 題:

織物企画表作成支援システムの開発
 

担当者:

牧野 斉(素材応用技術支援センター)
 

抄 録:

織物の縞割設計をコンピュータで行う織物企画表作成支援システムを開発した。従来手作業で行っていた作業が本システムを導入することで、設計作業に不慣れな作業者でも容易になり、製品開発に要する時間を短縮することができる。また、本研究開発により織物生産現場におけるIT化の段階的な推進を図ることが可能である。
 

緒 言:

県内織物産地が低価格輸入品に対抗するためには、差別化商品の多品種生産と短納期生産の体制を確立しなければならない。そのため、IT(Information Technology)を活用した織物企画設計の迅速化や生産情報の一元管理が必要となる。
本研究では、織物の縞割設計とその際に必要な糸の本数を自動的に計算する織物企画表作成支援システムを開発した。
織物の縞割設計は経縞割表、緯縞割表、柄のリピート、色組表などを作成することからはじめられる(これを縞割表とよぶ)。従来、この設計作業は熟練した作業者が紙と鉛筆を使い手作業で行っており、間違い箇所の発見修正がしにくい、他者が作成した企画設計表はわかりにくい、紙に書かれたデータは管理保存に不便であるなどの問題があった。また、作成した縞割表から実際の製品生産に必要となる糸の本数(糸量)を計算する際も、その計算の不正確さや曖昧さに起因する織物生産段階での糸の過不足が生じるなどの問題があった。そこで、縞割設計と糸の本数計算をパソコン上で行う織物企画表作成支援システムを開発した。
 

資 料:

実用6−IT活用織物.pdf(約145.79 Kバイト)