研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.35
 

報告書年度:

2006
 

研究種別:

先導的戦略研究調査
 

テーマ名:

難加工金属材料の革新的生産システムに関する調査研究
 

副 題:


 

担当者:

斎藤 博 (下越技術支援センター)
相田 収平(研究開発センター  )
片山 聡 (    〃     )
白川 正登(素材応用技術支援センター)
佐藤 亨 (上越技術支援センター)
 

抄 録:

近年,自動車,電子機器,光通信,生体材料などの各種分野において,製品の小型化,軽量化および高機能化の要求が高まるなかで,高強度材料,耐熱合金など難加工金属材料の検討,適用が進んでいる。一方,製造コストや生産工程を革新的に低減する生産システムは,ゼロエミッション化技術とも関連して産業界で強く要望されている。そこで,素形材加工の生産システムを対象に,ネットシェイプ加工技術,精密プレス加工技術およびその関連技術について調査研究を行った。
 

緒 言:

環境問題などを背景に,自動車部品は,排ガス規制やハイブリッド化などに対応するため,小型化,軽量化,高機能化に加えてコスト削減が強く要求されており,製造コストや生産工程を革新的に低減する生産システムが要望されている。
製品を構成する部品は,材料に所望の形を与えて製造しているが,その手段には大きく3つの方法,すなわち除去加工(切削,研削,放電,レーザなど),付加加工(溶接,めっき,コーティングなど)および変形加工(鍛造,プレス,鋳造など)がある。このなかで変形加工は,素材に熱や力を加えて加工するもので「素形材加工」と称され,加工品は「素形材」と呼ばれる。素形材加工のなかでも変形加工は,母型を用意すれば複雑形状品も効率よく大量生産できるため,種々の部品製造に広く活用されている。さらに変形加工は,除去加工や付加加工に使用される素材の製造法としても活用されているので,素材に形を与える重要な手法と考えられる。
従来,日本が得意としていた変形加工(以下素形材加工)の基盤産業は,近年,高度加工装置とともに中国,東南アジアを中心とした海外にシフトしており,新潟県企業においても,本分野の加工に対する取り組みの遅れが懸念されている。よって,県内産業の重要な位置を占める本分野の生産システムに積極的に取り組み,技術の高度化を実現し,製品の高付加価値化および産業の活性化につなげることが急務である。
そこで,素形材加工の生産システムを対象に,ネットシェイプ加工技術,精密プレス加工技術およびその関連技術について調査研究を行った。
 

資 料:

難加工金属材料の革新的生産システムに関する調査研究.pdf(約259.38 Kバイト)