研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.35
 

報告書年度:

2006
 

研究種別:

先導的戦略研究調査
 

テーマ名:

生体情報の工業製品への応用に関する調査研究
 

副 題:


 

担当者:

阿部 淑人 (研究開発センター  )
中部 昇  (    〃     )
菅家 章  (    〃     )
長谷川 直樹(下越技術支援センター)
林 成実  (    〃     )
馬場 大輔 (県央技術支援センター)
木嶋 祐太 (上越技術支援センター)
 

抄 録:

本調査研究では生体情報を利用しての製品開発の効率化や製品の高付加価値化を目論んで,技術動向および産業動向を調べた。健康・快適・安全に関連する産業として医療福祉産業があるが,医療福祉産業は薬事法の適用を受け参入障壁が高いため,その適用を受けないような生活用品や,スポーツ用品・衣料品の快適性向上に繋がる技術開発を主な対象にして調査を行なった。調査の結果,県内企業の多くにおいて生体情報を利用した製品開発や,快適性,健康増進などをキーワードにした高付加価値化に興味をもつことが分かった。今後はツールの開発などをとおして開発支援を行っていく必要があると考えられる。
 

緒 言:

生体情報工学は,生体情報の計測・処理・制御を対象とする工学の分野である。本調査研究では,生体情報を利用しての製品開発の効率化や製品の高付加価値化を目論んで,技術動向および産業動向を調べた。バブル崩壊以後産業構造は急変し,労働集約産業はBRICs (Brazil, Russia, India, China)地区にその勢力の大半を奪われ,設備集約産業は大企業でも合弁などの構造改革策を伴う資金調達力の強化策なしには維持できないほどに設備投資額が高騰するようになってきた。そのような背景のもとで中小企業が生き残るためには,大企業以上に知識集約を進め製品やサービスの高付加価値化を図らないといけない状況となった。21世紀は心の世紀といわれるように,人々の健康や快適に関心が集中するようになってきたため,「健康・快適・安全」は高付加価値化のキーワードとして検討する余地が十分にあると考えられる。そこで,高付加価値化のキーワードにつながる技術シーズとしての生体情報を活用した製品開発について調査を行なった。以下,第2章では,本調査研究の関連技術分野について述べる。また第3章では,関連の深い日用品等製造業の動向について述べる。第4章では,今後の方針を含めてまとめる。
 

資 料:

生体情報の工業製品への応用に関する調査研究.pdf(約44.07 Kバイト)