研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.41
 

報告書年度:

2012
 

研究種別:

小規模研究
 

テーマ名:

ねじ締結体の振動試験
 

副 題:


 

担当者:

(中越技術支援センター)斎藤 雄治、長谷川 直樹
 

抄 録:

ねじ締結は,部品同士の結合に広く用いられている。ねじ締結によって,ボルトには引張力が,被締結物には圧縮力がそれぞれ働く。これら引張力や圧縮力を締め付け力と呼ぶことにする。外力に対して締め付け力が十分な場合は,外力が作用してもねじが緩んだり容易に疲労破壊したりすることはない。しかし,ねじの締め付けが不十分であったり,激しい衝撃などの過大な外力が作用すると,締め付け力が低下してねじが緩みやすくなる。ねじが緩んだ状態で機械や設備を使い続けると,ねじが外れたりボルトが折損1)して事故につながる恐れがある。このため,適正な締め付け力の管理やダブルナットなどの緩み止めの使用2)といった必要な対策がとられている。
ねじの緩みに対しては,ねじ締結体に衝撃力を繰返し加える振動試験3)〜5)がある。この試験の概要を図1に示す。図1において,試験ジグ本体にあけた長穴内でねじ締結体が自由に上下動するようになっている。試験ジグの本体を加振機に取り付けて規定の振動を加えると,ねじ締結体がこの長穴の上下端に繰返し激しく衝突する構造になっている。これまで,上記の振動試験は当研究所で実施していなかったが,加振条件を調べたところ,当研究所の振動試験機で加振できる可能性があることがわかった。本研究では,上記の振動試験を行うための試験ジグを試作し,それを振動試験機に取り付けて規定の条件で加振できるか検討を行った。
 

緒 言:


 

資 料:

ノ11 ねじ締結体の振動試験.pdf(約294.51 Kバイト)