研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.38
 

報告書年度:

2009
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

プレスシミュレーションにおける材料特性の逆解法に関する研究
 

副 題:


 

担当者:

須貝 裕之(中越技術支援センター)
 

抄 録:

プレスシミュレーションに必要なプレス材料の加工硬化特性を,材料試験を行わずに既存のプレス成形の結果とプレスシミュレーションを利用して推定する方法について基礎的な検討を行った。円筒深絞りを対象として,加工硬化特性の変化が成形結果に与える影響について検討した結果,加工中のパンチ荷重の測定が加工硬化特性を最も逆算しやすいとの知見を得た。
 

緒 言:

有限要素法によるプレスシミュレーションはプレス成形の試作コストと時間を低減する技術として,中小企業においても普及が進みつつある。シミュレーションを行う際に必要なデータにプレス材料の加工硬化特性がある。この特性は主要材料の一般的な値であれば解析ソフトウエアにあらかじめ登録されているが,実際には同じ規格の材料でも組成や加工履歴等によって特性が異なる。したがって個々に特性を調べる方が解析精度も向上するが,材料試験機を持たない企業では容易でない。そこで既存のプレス成形の結果から加工硬化特性を逆算できれば,企業でもプレスシミュレーションの精度を向上させることができ,シミュレーションを導入しやすくなる。
本研究ではプレス成形結果とプレスシミュレーションより材料の加工硬化特性を推定する手法について基礎的検討を行った。ここでは成形時に得られるパンチ荷重やフランジ直径などの成形結果のうち加工硬化特性の変化に対して大きな影響をうける,すなわち加工硬化特性を逆算しやすい成形結果について調べた
 

資 料:

プレスシミュレーションにおける材料特性の逆解法に関する研究.pdf(約617.68 Kバイト)