研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.27
 

報告書年度:

1998
 

研究種別:

共同研究
 

テーマ名:

建材用圧縮木材の製造技術に関する研究
 

副 題:


 

担当者:

桑原 猛(研究開発センター)
桂沢 豊(〃)
林 成実(〃)
車田 毅(大新合板工業梶j
五十嵐 秀夫(〃)
田中 久(〃)
堀 健一郎(〃)
石川 克規(〃)
 

抄 録:

 圧縮木材を用いて床材をはじめとする住宅関連製品の開発を目的に、量産体制に対応した圧縮木材の構造技術について検討した。4つの製造方法で圧縮木材を試作し試験した結果、性能的には従来の床材と引けを取らないものの、ローコストで生産することは困難であった。
 

緒 言:

 現在の木質系床材は複合フローリングが主流である。基材は合板の上に約2.7oのMDF(Medium Density Fiberboard)を貼り、表面の硬さと平滑性を増した複合基材(複合3種)に移行している。また表面は厚さ0.2〜0.6oの天然木化粧単板貼りが大半を占めている。このMDFは薄いものでも厚みが約2.7oであり、床材に用いた場合に反りやすく、水に対する膨潤率が大きく、変形しやすい等の欠点も持ち合わせている。そこでこれと同等の硬さを持ち、膨潤率が小さく、薄く且つ安価な材料ができればMDFの代替としての利用ができる。
 そこで本研究では、MDFまたはMDF+表面化粧単板の代替として、圧縮木材の利用を提案する。圧縮木材の長所としては、高硬度、平滑性、意匠性が挙げられるため床材には有効と考えられる。今回は約1.0o厚の圧縮木材(以下、圧縮単板と呼ぶ)の量産方法と検討を行い、合わせて意匠が高く、寸法安定性、硬さ等の性能を保持した床材の研究を行った。
 

資 料: