研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.24
 

報告書年度:

1995
 

研究種別:

戦略技術開発研究
 

テーマ名:

表面処理におけるシミの評価と洗浄工程に関する研究(第3報)
 

副 題:


 

担当者:

内藤 隆之(化学・繊維研究室 表面処理科)
南 直樹(〃)
早川 剛(〃)
 

抄 録:

 装飾用金,銀メッキ製品のメッキ後の水洗工程のおけるシミの発生防止対策を検討する目的で,水洗用イオン交換水のサイクルを行い,その水質を調べた。結果はシミの原因と考えられるケイ素成分の未検出期間を2倍程度延長ができ,シミの防止に寄与する水洗システムの改善が行えた。
 

緒 言:

 装飾用金,銀メッキでは,主にメッキ後の水洗工程に起因するシミの発生が製品の品質管理上,重大な欠陥となっていた。これまでその原因物質の究明は行われた事例が乏しく,シミへの対応には様々な手法がなされてきた。
 そこで,本研究では,シミの発生およびその原因は,メッキ後の水洗方法と最終水洗水の水質管理とにあると考え,一昨年度より燕市にある装飾用金,銀メッキ工場を対象にシミの発生しないメッキ後の最終水洗システムについて検討してきた。
 一昨年度,シミの主成分はケイ素化合物であることを報告し,このケイ素の発生はメッキ後の水洗工程におけるイオン交換水の使用方法と関係があることを報告し,その改善策を提案した。今年度は,昨年度の提案に基づいてイオン交換水の使用方法を改良し,改良前後の水質調査(電気伝導度,イオン濃度,ケイ素濃度)を行った。
 

資 料: