研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.30
 

報告書年度:

2001
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

キリ材の渋抜け過程の研究
 

副 題:


 

担当者:

金井 良雄(県央技術支援センター加茂センター)
高橋 博志(〃)
 

抄 録:

桐は軽くて狂いが少なく加工しやすいことや淡い材色に独特のツヤを持つことなどから、昔からタンスなどに多く使われてきた。しかし、伝統的な「雨ざらし」による十分な渋抜き行程を経なければ赤紫から褐色さらには黒へと変色してしまうという性質を持つ。当センターでは以前からこの渋抜きに関する調査研究を継続してきた。1),2)今回はマイクロスコープによる桐の組織観察や温水抽出パターン及び変色促進試験に関する考察を行い、これまでの研究経過と合わせ一定の成果を得ることができたので報告する。
 

緒 言:

桐材の変色防止に関する研究は、品質の安定や向上、期間の短縮などを目的として研究されており、開発に成功したという報告は多い。大部分は温水抽出によるものだが、企業が実施して納得のいく結果が得られたというものは、伝統的な天乾(天然乾燥)が大半を占めているのが現状である。
 そこで本研究では、日本桐の変色防止に関しての新たな抽出試験方法、変色促進試験方法を考案した。そして、変色物質が材の中でどのように変化して変色が起こるのかを明らかにするとともに、効果的な変色防止技術を確立させることを目的に検討を行った。
 

資 料:

実用6−キリ材.PDF(約200.80 Kバイト)