研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.34
 

報告書年度:

2005
 

研究種別:

共同研究
 

テーマ名:

アモルファス電波アンテナに関する研究
 

副 題:


 

担当者:

井浦 博男(新デンシ株式会社)
浅間 正剛(   〃    )
片原 義浩(   〃    )
浜谷 剛 (   〃    )
山田 義樹(   〃    )
渡邉 健次郎(研究開発センター)
伊関 陽一郎(   〃    )
石井 啓貴 (   〃    )
 

抄 録:

日本標準時が重畳された標準電波を受信し、時刻を自動的に修正する腕時計内蔵型の標準電波受信アンテナに関する開発を行った。従来、標準電波受信アンテナに用いられているアンテナコア材料であるフェライトは、機械的強度が低く、透磁率の周波数特性が不安定である等の問題があることから、アモルファス材料の活用を検討し試作アンテナを作製した。アモルファス材料の磁気特性および熱処理による特性向上について検証した。また、アモルファス薄帯を積層したアンテナを構成する上での条件を確認した。さらに、電磁界解析ソフトを活用し、アンテナ特性のシミュレーションを行うとともに、コア形状による特性の変化について確認した。
 

緒 言:

「日本標準時」を載せた標準電波(JJY)を受信し、時刻修正を行い、常に正確な時刻を刻む電波時計が普及し始めている。標準電波受信アンテナ小型化の進展に伴い、腕時計内蔵型も製品化されるようになった。
新デンシ(株)と工業技術総合研究所は、平成12・13 年度の共同研究事業「標準電波受信アンテナに関する研究」において、フェライト素材のドラム型コアを用いた標準電波受信アンテナを開発した。
腕時計の高付加価値化の流れの中で腕時計の薄型化が進展し、内蔵される受信アンテナの更なる小型化が望まれると共に、腕時計に対する購買意欲を訴求する観点から、耐衝撃性と耐環境性能の向上が要求されるようになった。
フェライト材は、低コストで加工性に優れた磁性材料であるが、耐衝撃性能や耐環境性能の観点から問題があり、アンテナの特性向上を図るためアモルファス金属材料が注目されている。そこで本研究では、アモルファスをコア材料として活用した電波アンテナの開発を行った。
 

資 料:

アモルファス電波アンテナに関する研究.pdf(約470.10 Kバイト)