研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.35
 

報告書年度:

2006
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

プラスチック等の添加剤の分析方法に関する研究
 

副 題:


 

担当者:

佐藤 亨 (上越技術支援センター)
木嶋 祐太(    〃     )
 

抄 録:

プラスチックなどの高分子にはその性能を向上させるために多種類の添加剤が含有されている。本研究では,このような添加剤を比較的簡易に分析するための方法について検討を行った。パイロライザーにより試料を加熱し,揮発した添加剤を液体窒素によりトラップし,ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)で分析するという方法である。今回,ポリプロピレンを試料として実験した結果,温度条件によっては添加剤の分析ができることがわかった。
 

緒 言:

プラスチックをはじめとする高分子物質は各々の高分子に機能性を付与するために様々な添加剤が用いられており,同じ系統の高分子物質であっても添加剤により異なる性質を持つ。主な添加剤の一例1),2)を表1に示す。
このような添加剤の分析を行う際は,通常,溶解,抽出などの前処理を行う必要がある。このような前処理には非常に時間がかかったり,何段階もの工程を踏まなければならないというような困難が伴う。そこで,本研究ではより簡易に分析する方法を検討した。具体的にはパイロライザーを使用し試料を過熱し,添加剤を気化させ液体窒素でトラップし,その後ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)で分析するという方法である。試料としてポリプロピレンのペレット(カクタス社製 MH540)を温度条件を変化させて分析を行った。
 

資 料:

プラスチック等の添加剤の分析方法に関する研究.pdf(約63.48 Kバイト)