研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.30
 

報告書年度:

2001
 

研究種別:

戦略技術開発研究
 

テーマ名:

マグネシウム合金による複雑形状部品の加工技術の確立と用途開発(第2報)
 

副 題:


 

担当者:

高野 格(研究開発センター)
白川 正登(〃)
田辺 寛(〃)
須貝 裕之(〃)
平石 誠(〃)
折笠 仁志(〃)
 

抄 録:

現在、ダイキャストやチクソモールディングといった溶融或いは半溶融成形法により製造されているマグネシウム合金の製品を安価で生産性の高いプレス加工に置き換えるにあたって、素材の加工である圧延・押出しからプレス加工、溶接、最終段階の表面処理にいたるまでの各工程において加工技術を確立する必要がある。今年度は、マグネシウム合金のプレス成形品を製品化する上で必要とされる各要素技術の開発を報告する。
 

緒 言:

 マグネシウム合金は、実用金属の中で最も軽量で、比強度も高くリサイクル性に優れるなどの特徴を持ち、近年、パソコンや携帯用家電製品の筐体にマグネシウム合金を採用したものが急速に増加している。それらのほとんどは、ダイキャストやチクソモールディング(半溶融射出成形)により製造されているが、生産性が低いため、板材を使ったプレス加工が望まれている。そのため、本研究では、平成11年度よりマグネシウム合金を使用したプレス加工に取り組んでいるところだが、素材にあたるマグネシウム合金の圧延板は現在、米国S.C.I.社しか生産していないため、国内ではほぼ全量をここからの輸入に頼っている状況であり、国産のマグネシウム合金製圧延板が望まれている。
そこで、安価で良質な素材を供給するために、圧延及び押出しについて研究を行った。また、プレス製品はそれ単体で製品となることはほとんどなく、溶接や表面処理などの工程を経てから最終的な製品となる場合が多いため、今年度はそれらの加工技術についても開発を行った。
 

資 料:

戦略4−マグネシウム合金.pdf(約585.48 Kバイト)