研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.41
 

報告書年度:

2012
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

省エネ型植物工場に向けた基盤技術の開発
 

副 題:


 

担当者:

(下越技術支援センター)高橋 靖、岡田 英樹
 

抄 録:

植物工場は,土を使用し天候に左右されていた従来の農業と異なり,土を離れた養液栽培を基本とし環境を高度に制御する農作物の生産システムである。@季節,天候に左右されずに安定供給(納期,数量,品質,価格)が可能である,A地域や土地を選ばない,B単位面積あたりの生産性が高い,C養水分制御による食味の向上が期待でき,農薬,重金属,微生物などによる汚染が少ない,D労働が平準化でき作業環境が快適である,などの利点を有することから近年注目を集めている。
しかし,その反面,@設置コスト・運営コストが高い,A経済栽培可能な品目が少ない,B厳密な環境制御が難しい,C技術面・経営面の課題に対応できる人材の育成,など多くの課題を抱えている1)。このうち最も大きな課題である設置コスト・運営コストの削減には,安価に普及できる省エネ型植物工場技術の開発が不可欠であると思われる。植物工場のうち,太陽光を全く利用しないものを完全人工光型植物工場といい,栽培期間の短いレタスなどの葉菜類が商用生産されている。この形式では,照明にかかるコストが運営コストの約1/3と大きな割合を占めることから,効率的な照明方法が色々と検討されており,植物の光合成に有効な波長成分を有するLEDも利用されてきている2)3)が,現時点では高価であるため,多くの導入には至っていない。
本研究では,完全人工光型植物工場の光源として現在最も多用されている安価な蛍光灯に様々な光質変換資材を組み合わせて光質のみを変化させた際のレタスの生育の違いについて検討した。
 

緒 言:


 

資 料:

ノ3 省エネ型植物工場に向けた基盤技術の開発.pdf(約470.70 Kバイト)