研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.31
 

報告書年度:

2002
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

光触媒の担持応用技術
 

副 題:


 

担当者:

坂井 朋之(下越技術支援センター)
天城 裕子(〃)
佐藤 亨(〃)
白井 久美(〃)
 

抄 録:

二酸化チタン光触媒を簡易的に担持させる方法としてゾルゲル法について検討を行った。サンプルはチタンテトライソプロポキシド/ EtOH溶液よりディップ法で作成した。基材への接着性向上のため、ポリエチレングリコールおよびスメクタイト(粘土鉱物)を添加し、同様の手順でディップ−焼成後SEMで観察したところ、スメクタイト添加溶液について良好な結果を得た。
二酸化チタン被膜の性能評価については、色素増感型太陽電池を製作し発電量を測定することにより行った。この測定の結果では、スメクタイト添加後のサンプルについては発電効率がおちることが確認された。
 

緒 言:

光触媒の代表的な例である二酸化チタンは紫外光による励起エネルギーを利用して二酸
化チタン表面に付着している有機物を分解させたり、表面に超親水性の性質を付与させる
というもので、抗菌,環境浄化(大気、水質)、防汚・防曇等の幅広い分野に応用され
ている。
 また、担持させる基材もガラス・セラミックなどの無機材料からプラスチック・繊維な
どの有機物までと多岐にわたっており、それぞれの素材に応じた二酸化チタン担持方法の
開発が行われている。
 この担持方法としてはCVD, PVD,ペースト法,ゾルゲル法などがあり、それぞれに長所・短所を持つ。本研究では組成の調整操作が比較的容易であること、大がかりな装置が必要でないこと等よりチタンイソプロポキシド溶液を出発原料とするゾルゲル法について検討を行った。なお、一部を色素増感型太陽電池の電極として製作し、その発電量を測定することにより被膜の評価を行った。
 

資 料:

実用3−光触媒.PDF(約167.40 Kバイト)