研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.31
 

報告書年度:

2002
 

研究種別:

信越スーパーテクノゾーン推進研究
 

テーマ名:

高出力YAGレーザを用いた溶接技術の研究
 

副 題:

マグネシウム合金の溶接条件の研究
 

担当者:

平賀 仁(潟戟[ザ応用工学センター技術部)
 

抄 録:

Nd:YAG レーザ(以下YAG レーザ)は、優れたビーム品質を維持しながら高出力化が一段と進み、また光ファイバーを利用できるために加工の自由度が大きく、非常に注目されている。
しかし、高出力YAG レーザは、ここ数年で著しく進んだために、CO2 レーザを用いた加工技術と比較すると、その特性が十分に理解されておらず、今後の普及のためには、加工技術のデータベース化が急務である。本研究では、YAG レーザ溶接の系統的な技術蓄積のために、昨年度までの軟鋼、ステンレス鋼、純チタンおよびアルミニウム合金に引き続き、マグネシウム合金の最適加工条件データベース化を行った。
 

緒 言:

近年実用合金上最も軽量であるマグネシウム合金の携帯情報機器や輸送機器への適用が進んでいる。
マグネシウム合金は最密六方構造であることから、室温での塑性加工性が著しく劣るため、主にダイカスト法などの鋳物によって作られており、溶接の検討は進んでいない。しかし近年ではプレス加工技術が大きく進展したため、展伸材の利用も進みつつあり、その場合には溶接技術はキーテクノロジーの一つとなる。
また大型構造物を作るには、ダイカスト材の溶接も一つの方法であり、そのデータベース化も重要である。
本研究では、6kW YAGレーザで展伸材AZ31Bおよびダイカスト材 AZ91D を溶接し、溶接条件(レーザ出力、溶接速度)と溶接状態の関係を調査した。またプラズマの影響などYAG レーザとCO2 レーザを比較し、その特徴を明らかにした。
 

資 料:

STZ−高出力YAGレーザ.PDF(約1,849.77 Kバイト)