研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.34
 

報告書年度:

2005
 

研究種別:

共同研究
 

テーマ名:

新規機能薄膜の研究
 

副 題:


 

担当者:

鎌田 義隆(サンアローモバイルデバイス株式会社)
山下 紘治(   〃             )
宮下 孝洋(研究開発センター)
諸橋 春夫(   〃    )
笠原 勝次(   〃    )
高山 浩一(   〃    )
 

抄 録:

本研究では、物理的気相成長(PVD)法である蒸着法とスパッタ法を用いて携帯電話用キーシートに各種金属薄膜を作製した。さらに金属薄膜のレーザー加工とプラズマによる表面改質についても検討した。その結果、薄膜作製時に薄膜の膜厚と構造の制御を行うことにより各種機能を有する薄膜が作製できた。また、金属薄膜のレーザーによる文字抜き加工条件と金属薄膜の保護膜密着性向上のための表面改質法を確立した。

 

緒 言:

携帯電話の重要な操作部であるボタン部分は、キーシート(図1)と呼ばれ、多様なデザイン(形、色、光沢、文字等)と複雑な機能が求められている。近年、携帯電話は外装部分への金属調加飾が増えており、その製法の主流はメッキである。しかしメッキは、製造工程における廃水等の環境的問題があり、また、キーシートに求められる機能の付加やレーザーによる文字抜き加工等が困難である。
そこで本研究では、環境への負荷が少ない蒸着法、スパッタ法を用いたキーシートへの金属薄膜作製に関する研究を行い、主として金属薄膜の(1)ハーフミラー機能付加、(2)静電破壊防止機能付加、(3)レーザー文字抜き加工、(4)プラズマによる表面改質、について検討を行った。
 

資 料:

新規機能薄膜の研究.pdf(約1,304.66 Kバイト)