研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.34
 

報告書年度:

2005
 

研究種別:

先導的戦略研究調査
 

テーマ名:

ニューメタルマテリアルとその加工法に関する調査研究
 

副 題:


 

担当者:

三浦 一真(県央技術支援センター)
白川 正登(素材応用技術支援センター)
田辺 寛(研究開発センター)
平石 誠(下越技術支援センター)
田村 信(県央技術支援センター・加茂センター)
 

抄 録:

医療・健康産業や輸送機器産業で注目され今後の成長発展が期待される生体材料や軽量化材料などの新金属材料について、開発動向・技術動向の調査を行った。また、チタン合金の温間・冷間鍛造性評価やニッケルフリーステンレス鋼の絞り性評価などの試験を行い、高精度塑性加工・高効率加工技術等高付加価値な加工技術に関する可能性の検討、課題の把握を行った。さらに、調査対象材料ごとにロードマップとしてまとめるとともに、今後取り組むべき研究開発課題の提案を行った。
 

緒 言:

県内には、県央地域を中心とした金属製品製造業の集積、金属加工技術の蓄積があるが、近年は輸入品との競合や素材価格の高騰により厳しい経営環境に置かれている。そのような中で、県内金属製品製造業は、従来からステンレス鋼やチタンなど新しい材料の加工に取り組み、産地の再生・活性化に努めてきた。最近では、地場産業振興アクションプランを策定し、マグネシウム合金の加工技術、商品開発などを積極的に推進している。
一方で社会環境に目を向けると、高齢化社会を迎える中、今後ますます医療・健康分野の重要性が高まると同時に、関連市場の大幅な拡大が見込まれている。また、地球温暖化や資源・エネルギー問題などの環境問題が顕在化し、CO2 排出量の低減やリサイクル・省エネルギーの必要性が高まっており、自動車を始めとした輸送機器の軽量化やリサイクル技術の確立が急務となっている。
そこで、本調査研究では、医療・健康分野、環境分野等で注目される先進軽量化材料、医療用新材料などのニューメタルマテリアル(新金属材料)について、材料特性や成形性、利用分野とその市場性の調査研究を行った。併せて、新材料を成形するのに必要な加工技術、特に塑性加工技術を中心に高精度化・高効率化について調査研究を行い、新製品開発、金属加工業の新分野への展開の可能性を探った。
 

資 料:

ニューメタルマテリアルとその加工法に関する調査研究.pdf(約966.12 Kバイト)