研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.33
 

報告書年度:

2004
 

研究種別:

戦略技術開発研究
 

テーマ名:

マグネシウム合金による複雑形状部品の鍛造・プレス加工技術の確立と用途開発(第2報)
 

副 題:


 

担当者:

早川 剛(研究開発センター)
山崎 栄一(〃)
田辺 寛(〃)
折笠 仁志(〃)
小林 泰則(〃)
 

抄 録:

 マグネシウム合金の鍛造技術・プレス加工技術の高度化および製品化技術を確立するため、(1)油系潤滑剤を用いた絞り成形性の向上、(2)各種高強度マグネシウム合金の鍛造性評価、(3)陽極酸化処理を活かす高品位な表面処理技術の開発、などを行った。各々について、マグネシウム合金加工技術をさらに高める結果を得た。とくに、(1)ではPTFE(テフロン)粉末を利用した成形性向上の可能性を明らかにし、(3)では装飾性の高い表面処理技術を開発したので報告する。
 

緒 言:

 マグネシウム合金は、実用金属中で最も軽く、比強度、振動減衰性、電磁波遮蔽性などに優れた特性を持ち、PCや携帯電話などの情報機器、携帯家電製品、自動車など各種産業分野に応用範囲が拡大している。マグネシウム合金の成形はダイカストやチクソモールディングが主流だが、当研究所では平成11年から行った戦略技術開発研究により県内の金属加工業が得意とする鍛造・プレス加工によるマグネシウム合金の成形をいち早く可能にした1)。
 一方、一連の研究開発を通じて県内企業へのマグネシウム合金塑性加工技術の普及と用途開発を行うとともに、平成14年度に開始した県央地域地場産業振興アクションプランの推進を支援し、数種の製品試作を行ってきた2)。また、この製品開発を通じて、新たな課題も明らかになった。
 そこで、既存のマグネシウム合金の鍛造・プレス加工を中心とした塑性加工技術を高度化し、より完成された製品化技術を確立するため、(1)油系潤滑剤を用いた絞り成形性の向上、(2)各種高強度マグネシウム合金の鍛造性評価、(3)陽極酸化処理を活かす高品位な表面処理技術の開発、などの研究を行ったので報告する。

 

資 料:

戦略3−マグネ(第2報).pdf(約127.99 Kバイト)