研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.38
 

報告書年度:

2009
 

研究種別:

共同研究
 

テーマ名:

難削材の加工技術研究
 

副 題:


 

担当者:

須藤 貴裕(研究開発センター)
相田 収平(下越技術支援センター)
石川 淳(下越技術支援センター)
中川 昌幸(研究開発センター)
樋口 智(研究開発センター)
白木 和範(株式会社山之内製作所)
久保 知巳(株式会社山之内製作所)
深堀 英明(株式会社山之内製作所)
 

抄 録:

チタン合金の荒加工から仕上げ加工に必要最小限の工具種類で加工する高速ミーリング加工技術を適用し、実加工時間や工具費の低減、CAM操作に費やす時間の大幅な低減に取り組んだ。
 

緒 言:

近年,医療産業や航空機産業およびエネルギー産業などで多く使用されているチタン合金の切削加工技術が注目されている。チタン合金は難削材であり,切削加工においては,高トルクタイプの主軸を搭載した高剛性の工作機械を用い,大量の冷却液を用いた加工が常識となっている。こうした加工では,荒加工から仕上加工に至るまでに何十種もの工具を使用することも少なくなく,また高トルクタイプの主軸により強引に切削するため,工具寿命も短く,同じ工具を何本も用意し,次々と工具を交換することもしばしばである。これは,工具費の増加はもちろん,多種類の工具を使用するために多くの時間をCAM操作に費やすことになり,低コスト化を進めるうえで重大な課題となっている。本研究では,これまで蓄積した小径ボールエンドミルによる金型の高速ミーリング加工技術の知見をもとに,荒加工から仕上加工まで必要最小限の工具種類で加工する同技術をチタン合金に適用し,実加工時間や工具費の低減はもとより,CAM操作に費やす時間の大幅な低減に取り組んだ結果を報告する。
 

資 料:

難削材の加工技術研究.pdf(約461.63 Kバイト)