研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.38
 

報告書年度:

2009
 

研究種別:

競争型受託研究
 

テーマ名:

マグネシウム合金板の精密打ち抜き加工技術
 

副 題:


 

担当者:

白川 正登(研究開発センター)
本田 崇(研究開発センター)
山崎 栄一(研究開発センター)
 

抄 録:

AZ31マグネシウム合金の打ち抜き加工において、加工温度300℃以上の加工条件では、切り口面の割れによる凹みは浅くなり、板押さえにV字型突起を設けることで、割れを抑えることができた。またV字型突起付きの板押さえを用い350℃以上の温度で打ち抜き加工をすることで、割れのない切り口面を得ることができた。
 

緒 言:

軽量化,リサイクル性の観点から注目されているマグネシウム合金のプレス加工に関する研究が数多く報告されている。実際のプレス加工では,ブランク作製や穴加工のための打ち抜き加工等のせん断加工が伴う場合が少なくない。マグネシウム合金は,常温におけるせん断加工時には針状または粉状のせん断くずが発生し,安全上の観点から対策が必要であるとともに,切り口面の品質が劣悪なため,後工程において切り口の仕上げ処理が必要である。また,マグネシウム合金の精密せん断加工に関する報告は極めて少なく,非常に情報が少ないのが現状である。本研究では,AZ31マグネシウム合金の打ち抜き加工において,素材加熱を行うとともに,打ち抜き形状輪郭に沿ってV字型突起を設けた板押さえを用いることにより,材料の拘束力を高め,切れ刃部の圧縮力を高めることで切り口面の品質の向上を試みたので紹介する。
 

資 料:

マグネシウム合金板の精密打ち抜き加工技術.pdf(約444.74 Kバイト)