研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.32
 

報告書年度:

2003
 

研究種別:

実用研究
 

テーマ名:

高性能刃物技術に関する研究
 

副 題:


 

担当者:

丸山 英樹(県央技術支援センター加茂センター)
本多 章作(〃)
 

抄 録:

切れ味が長期間持続する包丁の開発を目的として窒化、DLC(Diamond Like Carbon)による表面処理を行った。切れ味試験器を用いた評価の結果、窒化、DLC処理によって包丁の耐摩耗性が向上することが確認できた。また片面だけの表面処理でも耐摩耗性が向上することがわかった。
 

緒 言:

県央地域の包丁業界は、中国産の安価な輸入品に押されて厳しい状況下にある。このような状況に対し、ほとんどの包丁製造業者は価格競争をするのではなく、付加価値の高い新製品を開発することで対抗したいと考えている。また、輸入された安い包丁が取り沙汰される背景には、従来当たり前に見られた研ぐという習慣を行わなくなった事も考えられる。しかし、省資源やメンテナンスの観点からも、研ぐ頻度が少ない刃物製品の開発は様々な産業において重要である。
本研究では包丁の刃の耐久性を高めるために窒化、DLC(Diamond Like Carbon)、フッ素樹脂コートの表面処理を行い、その効果を調べた。表面処理により新たな機能が付加できれば、安価な輸入品との差別化が期待できる。これらの表面処理により付加価値の高い包丁の新製品開発を目的とした。
 

資 料:

実用3−高性能刃物.pdf(約129.79 Kバイト)