研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.31
 

報告書年度:

2002
 

研究種別:

戦略技術開発研究
 

テーマ名:

高速デジタル動画像伝送システムの開発
 

副 題:

OFDM の原理とベースバンド部の検討/2.4GHz LNA の設計
 

担当者:

吉野 武美(研究開発センター)
小林 和仁(〃)
皆川 要(〃)
小林 豊(〃)
 

抄 録:

GHz 帯の無線通信を利用して動画像などの高速大容量データをディジタル通信するためのシステムを開発することを目的に、次の項目について研究を行った。
1 )OFDM の原理及び、その利点と開発課題について調査を行った。また、FPGA などの素子を利用した回路実現の可能性を探るため、送信側のベースバンド部について回路構成を検討した。
2 )高周波回路シミュレータを利用して、2 .4GHz 帯のローノイズアンプを設計・試作し、その特性について実測・評価を行った。
 

緒 言:

携帯電話の高性能化や無線LAN の普及に代表されるように、無線通信分野では高速大容量通信の需要が高まり、無線周波数の高周波化と周波数利用効率の向上が課題となっている。
OFDM (直交周波数分割多重方式)は、周波数利用効率が非常に高く、遅延波干渉の影響に対処しやすい等の利点があるため、大容量高速無線通信に適した通信技術として注目されている。この技術は、既に無線LAN等の分野で実用化が進んでいるが、中小企業が特殊用途に応用できる状況には至っていない。
本研究では、OFDM 技術を中小企業が無線による大容量通信を実現するための中核技術として捉え、その利用技術をGHz帯の高周波無線回路の設計技術と併せて取り組む。
本稿では、OFDM ベースバンド処理部のうち送信処理を中心に、必要な回路構成等について調査・検討した結果を報告するとともに、高周波無線回路に不可欠なローノイズアンプ(LNA )を2.4GHz 帯用に設計・試作した結果を報告する。
 

資 料:

戦略3−高速デジタル.pdf(約323.28 Kバイト)