研 究 報 告 書

報告書名:

工業技術研究報告書
 

報告書番号:

No.37
 

報告書年度:

2008
 

研究種別:

政策型受託研究
 

テーマ名:

プラスチック製機能部品のナノレベル成形技術に関する調査研究
 

副 題:


 

担当者:

佐藤 健 (研究開発センター レーザー・ナノテク研究室)
宮口 孝司(   〃         〃       )
斎藤 博 (   〃         〃       )
 

抄 録:

本調査研究では,従来の機械加工では作製困難な微細形状を有している,液晶バックライト用導光板について,MEMS技術を利用した金型マスターの作製と,これをもとにした電鋳スタンパの作製を行い,さらに射出成形実験を行った。
 

緒 言:

 電子機器,光通信,医療機器などのさまざまな分野でエンジニアリングプラスチック(エンプラ)の成形部品が多用されている。携帯電話の例などでもわかるように,製品の小型化,高機能化は年々進展し,これらに使用されるエンプラ成形部品にも微細な形状や複雑な形状が付与され,より機能性を高めたかたちで利用拡大が進んでいる。
 これらの部品には,微細形状を付与した金型加工技術,その形状を樹脂に成形する技術が必要であり,当研究所においても,昨年度までに,シリコン基板上に成膜や微細形状を形成してデバイスを作製するMEMS技術,ナノレベル形状を樹脂に転写するナノインプリント技術について調査,研究を行ってきた1),2)。
 このような背景から,本研究では,

@ 高機能エンプラ部品の応用製品調査
A 微細形状付与金型の製造技術調査
B 製造技術に関する試作実験

などの項目についてさらに調査を進めた。その結果,射出成形の分野においても,樹脂に微細形状を付与する必要性が高まっていることがわかった。
 本調査研究では,従来の機械加工では作製困難な微細形状を有している,液晶バックライト用導光板について,MEMS技術を利用した金型マスターの作製と,これをもとにした電鋳スタンパの作製を行い,さらに射出成形実験を行った。
 本技術レターでは,主にこの試作実験の内容について報告する。
 

資 料:

プラスチック製機能部品のナノレベル成形技術に関する調査研究.pdf(約310.71 Kバイト)